始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Create a BigQuery dataset and table where travel requests can be recorded
/ 10
Create a Cloud Run function to record the requests
/ 20
Create a Conversational Agent tool to call the Cloud Run function
/ 20
Create a Conversational Agent playbook
/ 10
Create a BigQuery data store
/ 10
Create a Gemini Enterprise app
/ 10
Integrate the conversational agent with the Gemini Enterprise app
/ 10
Communicate with the conversational agent through the Gemini Enterprise assistant
/ 10
このラボでは、従業員の出張リクエストを処理できるように Agentspace アシスタントを強化します。アシスタントは、これらのリクエストを処理する会話型エージェントと連携します。このやり取りを容易にするために、OpenAPI ツールを統合し、会話型エージェントが Cloud Run functions の関数を操作できるようにします。その後、この関数は出張リクエストを BigQuery に直接書き込み、保存してさらに処理します。次の図は、実現するフローを示すものです。
このラボでは、次の方法について学びます。
こちらの手順をお読みください。ラボの時間は制限されており、一時停止することはできません。[ラボを開始] ボタンをクリックするとタイマーが開始され、Cloud リソースを利用できる時間が表示されます。
この Qwiklabs ハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく、実際のクラウド環境を使ってご自身でラボのアクティビティを行うことができます。一時的な認証情報が新しく提供されるため、ラボ受講中の Google Cloud Platform へのログインおよびアクセスにはその認証情報を使用してください。
このラボを完了するには、次のものが必要です。
注: すでに個人の GCP アカウントやプロジェクトをお持ちの場合でも、そのアカウントやプロジェクトはラボでは使用しないでください。
[ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。
[Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。
[次へ] をクリックします。
その後次のように進みます。
その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。
このタスクでは、Agentspace アシスタントに送信される出張リクエストの格納先として機能するテーブルを作成します。
キーボードの G キーを押し、次に S キーを押して、Cloud Shell ターミナルを開きます。
Cloud Shell を承認するよう求められたら、[承認] ボタンをクリックします。
Cloud Shell ターミナルで、以下のコードを貼り付けて travel_requests_schema.json ファイルを作成し、出張リクエストの記録に使用する BigQuery テーブルのスキーマを定義します。
Cloud Shell で次のコマンドを実行し、travel_requests_schema.json ファイルで定義されているスキーマを使用して、BigQuery データセット
データセットとテーブルが正常に作成されたら、ターミナル パネルの右上にある X をクリックして Cloud Shell パネルを閉じます。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、JSON として送信されたリクエストを受け取り、先ほど作成したテーブルに書き込む Cloud Run functions の関数を作成します。
Cloud コンソールの上部にある検索バーを使用して、[Cloud Run] に移動します。
Cloud Run コンソールの上部にあるオプションから、[関数を作成] を選択します。
[構成] ヘッダーの [サービス名] に 「record-travel-request」と入力します。
リージョンを
[エンドポイント URL] ヘッダーの下にある URL をコピーし、テキスト ドキュメントに貼り付けておきます。この URL は後でアクセスする際に必要となります。
[ランタイム] を Python 3.12 に設定します。
[認証] ヘッダーで [認証が必要] を選択します。
その他の設定はデフォルトのままにして、[作成] を選択します。関数の [ソース] タブが読み込まれます。
関数のエントリ ポイントを record_travel_request に変更します。
左側の requirements.txt ファイルをクリックし、内容を削除して、次の内容を貼り付けます。
左側の main.py ファイルをクリックし、その内容を削除して、次のコードを貼り付けます。この関数は、POST リクエストに JSON として送信された出張リクエストの詳細を取得し、それらの値を先ほど作成した BigQuery テーブルの新しい行に書き込みます。
左上でサービス作成のすべての手順が完了するまで待ってから、[保存して再デプロイ] をクリックします。
[リビジョンをデプロイしています] となっているすべてのアクティビティに [完了] ステータス メッセージが表示されるまで待ちます。
Cloud Run コンソールの上部にある [テスト] をクリックします。
次の値を [トリガーとなるイベントの構成] テスト入力フィールドに貼り付けます。
テストペインの下部にある [Cloud Shell でテストする] をクリックします。
Cloud Shell ターミナル ウィンドウが開き、関数を呼び出すための curl コマンドが準備されます。ターミナル ウィンドウを選択し、キーボードの Enter キーまたは Return キーを押してコマンドを送信します。
コマンドが正常に実行されると、次のようなレスポンスが表示されます。
Cloud Shell パネルの右上にある [X] を押して、Cloud Shell ターミナルを閉じます。
新しいブラウザタブを開きます(Chrome を使用している場合は、現在のブラウザタブを右クリックして [複製] を選択して、タブを複製します)。新しいタブで、BigQuery に移動します。
BigQuery エクスプローラ ペインで、プロジェクト ID
[プレビュー] タブを選択して、記録された出張リクエストを表示します。このタブは開いたままにして、このラボの他のコンポーネントを操作する際に、新しい行が追加されていないか確認してください。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Cloud Run functions の関数を呼び出すことができるツールを会話型エージェント コンソールで作成します。会話型エージェントはこのツールを使用して出張リクエストを記録できるようになります。
Google Cloud コンソールの上部で、[Dialogflow API] を検索して選択します。
[有効にする] をクリックします。
コンソールの上部で「AI Applications」を検索して移動します。
[続行して API を有効にする] をクリックします。
アプリの種類として [会話型エージェント] のカードを見つけて、[作成] を選択します。新しいタブで会話型エージェント コンソールが開きます。
[会話型エージェントを使ってみる] ペインで、[独自に作成] を選択します。
エージェントの表示名には、「Corporate Travel Bot」を使用します。
[ロケーション] を [グローバル] に設定します。
[会話の開始] の [ハンドブック] オプションは選択したままにします。
[作成] をクリックします。
会話型エージェント ハンドブックを作成した後、説明のポップアップを閉じ、UI の右上にある [設定] ボタンを選択します。
[全般] > [ロギングの設定] に移動します。
[Cloud Logging を有効にする] と [会話履歴を有効にする] のチェックボックスをオンにして、エージェントの Cloud Logging 機能と会話履歴機能を有効にします。
設定ペインの上部にある [保存] ボタンをクリックして変更を保存します。
ハンドブックを作成する前に、作成した Cloud Run functions の関数を呼び出すためにハンドブックが使用できるツールを作成します。左側のナビゲーション メニューで [ツール] を選択します。
[+ 作成] をクリックします。
[ツール名] に「Record Travel Request」(出張リクエストの記録)と入力します。
[種類] は [OpenAPI] のままにします。
[説明] に、「出張リクエストの記録に使用します。」と入力します。
[スキーマ] では、タイプとして [YAML] を選択したまま、次の内容をテキスト ボックスに貼り付けます。この OpenAPI 仕様では、以下を備えた API について説明します。
Cloud Run functions ドメインに設定されたサーバー URL。
/ というパス。TravelRequest スキーマに従った JSON を含む POST リクエストを受け入れます。
このラボの開始時に BigQuery スキーマで定義したフィールドを含む TravelRequest スキーマの定義は次のとおりです。
上記の仕様の YOUR_CLOUD_RUN_FUNCTION_URL を、先ほどコピーした Cloud Run functions の関数の URL に置き換えます。
[ツール] ペインの上部にある [保存] をクリックします。
ツールが Cloud Run functions の関数を呼び出せるようにするには、Cloud コンソール(会話型エージェント コンソールではない)を表示しているブラウザタブに切り替え、コンソール上部にある検索バーを使用して IAM に移動します。
[Google 提供のロール付与を含める] チェックボックスをオンにします。
Dialogflow サービス エージェントの行を見つけ(必要に応じてページを更新してください)、その行の鉛筆(編集)アイコンをクリックします。
[+ 別のロールを追加] をクリックします。
[ロールを選択] フィールドに「Cloud Run 起動元」と入力します。
[保存] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、自然言語でリクエストを受け取り、ツールを使用して Cloud Run functions の関数を介して BigQuery テーブルに書き込むことができる会話型エージェントを作成します。
会話型エージェント コンソールのブラウザタブで、左側のナビゲーション メニューから [ハンドブック] を選択します。
すでに作成されているデフォルトの生成ハンドブックを選択します。
[ハンドブック名] を「出張データの確認」に変更します。
[目標] に「ユーザーが出張を予約できるようにする。」と入力します。
[手順] のテキスト フィールドに次の内容を貼り付けます。
このハンドブックの手順は、Agentspace で使用するために設計されています。Agentspace では、1 回の会話の中で複数の処理(ツールの呼び出しとレスポンスの生成)が行われますが、1 回の会話しか含まれていません。後ほど、このハンドブックを呼び出す前に、関連情報を収集する責任を Agentspace エージェントに与えます。
ハンドブック ペインの上部にある [保存] をクリックします。
会話型エージェント コンソールの右上にある「シミュレータを切り替える」チャットボタン()をクリックして、会話型エージェントをプレビューします。
このパネルの下部にある [テキストを入力] 入力ボックスで、「フライトの予約を手伝ってください。」と入力してチャットを開始します。
名前、出張の目的、出発地、目的地、日付の範囲(例: ジョー スミス。お客様へのプレゼンテーション。ベルリンからバレンシアへ。2 月 21~28 日)を指定して、エージェントの動作を確認します。
出張リクエスト記録ツール(Record Travel Request Tool)が使用されたことを示すカードが表示されます。カードをクリックすると、ツールの入力とレスポンスを確認できます。
200 以外の場合はモデルを変更し、会話をリセットしてチャットを再開します(チャットは次のような文で締めくくるようにします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Agentspace アプリをデプロイします。そのためには、データストアを作成する必要があります。BigQuery データストアを設定することで、以前に記録された出張リクエストにクエリを実行してアクセスし、Google を ID プロバイダとして統合できるようになります。
Google Cloud コンソールのブラウザタブに戻り、コンソールの上部で「AI Applications」を検索して移動します。
左側のナビゲーション パネルで [設定] を選択します。
global ロケーションの行で、鉛筆アイコン をクリックします。
ID プロバイダとして [Google Identity] を選択し、[保存] をクリックします。
左側のナビゲーション パネルから [データストア] を選択します。
[+ データストアを作成] をクリックします。
[BigQuery] を検索して [BigQuery] カードを見つけ、[選択] をクリックします。
データの種類については、デフォルトの選択肢である [構造化 - 独自のスキーマを持つ BigQuery テーブル] のままにします。
[BigQuery のパス] で [参照] を選択します。
データセット
テーブル名
[選択] をクリックします。
[続行] をクリックします。
スキーマをそのままにして、[続行] をクリックすることもできます。
名前に「Travel Requests」(出張リクエスト)と入力します。
[作成] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、新しい Agentspace アプリを作成してデータストアにリンクします。
[AI Applications] > [アプリ] > [+ アプリを作成] に移動します。
[Agentspace] カードを見つけて [作成] をクリックして、Agentspace アプリを作成します。
[アプリ名] に「
[ロケーション] を [グローバル] に設定します。
[詳細オプション] の [会社名] に「
[作成] をクリックします。
左側のナビゲーション パネルで、[接続されたデータストア] > [既存のデータストアを追加] をクリックします。
[データ] ペインでは、先ほど作成した Travel Requests データストアを選択します。
[接続] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Agentspace アシスタントに対して、会話型エージェントにメッセージを送信し、そのレスポンスを受信する権限を付与します。
[AI Applications] > [アプリ] に移動して、
左側のナビゲーションで [構成] を選択します。
[アシスタント] タブを選択します。
[エージェント] ヘッダーで、[項目を追加] を選択します。新しいエージェントを接続するためのカードが表示されます。
会話型エージェント コンソールを表示しているブラウザタブを選択します。
コンソール上部にある [エージェント] プルダウンから、[すべてのエージェントを表示] を選択します。
Corporate Travel Bot エージェントの行の末尾で、オプション アイコン(縦に並んだ 3 つの点)を選択し、[名前をコピー] を選択します。
[AI Applications] タブに戻り、[新しいエージェント] カードの [エージェント] フィールドに、コピーした値を貼り付けます。
[エージェントの表示名] には「Corporate Travel Bot」と入力します。
[手順] には、次のように入力します。
これらの指示では、必要な情報を収集する作業を Agentspace アシスタントに対して指示してから、1 回の会話の詳細を会話型エージェントに渡します。
[完了] をクリックします。
ペインの下部にある [保存して公開] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Agentspace アシスタントが会話型エージェントとやり取りし、エージェントがツールを使用して出張リクエストを記録します。
Agentspace アプリの
[ウェブアプリへのリンク] ヘッダーで [コピー] をクリックし、新しいブラウザタブに URL を貼り付けます。このタスクの冒頭で述べたように、404 エラーが表示された場合は、アプリの作成にさらに時間がかかる可能性があります。Agentspace ウェブアプリが表示されるまで、数分ごとにページを再読み込みします。
[エージェント] に移動し、「Corporate Travel Bot」を選択します。
メインの検索バーに次のように入力します。
アシスタントからリクエストが記録されたという返信が届き、24 時間以内にフォローアップ メールが届きます。
このアクティビティでは、ハンドブックの指示を最小限に抑え、会話の例も使用しなかったため、このエージェントは堅牢ではありません。会話を再開してやり直す必要がある場合は、左上の [新規] ボタンをクリックします。
アシスタントのレスポンスの下に、オプション メニュー(縦に並んだ 3 つの点)があります。これを開き、[診断情報を表示] をクリックします。
表示された診断情報で "functionName": "Corporate_Travel_Bot" を探し、会話によって Cloud Run functions の関数が呼び出されたことを確認します。
リクエストが記録されていることを確認するには、BigQuery をクリックして最新のデータを表示します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このラボでは、会話型エージェントを使用して Agentspace アシスタントを拡張する方法を学習しました。具体的には、次の方法について学びました。
マニュアルの最終更新日: 2025 年 8 月 27 日
ラボの最終テスト日: 2025 年 8 月 27 日
Copyright 2020 Google LLC All rights reserved. Google および Google のロゴは Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
このコンテンツは現在ご利用いただけません
利用可能になりましたら、メールでお知らせいたします
ありがとうございます。
利用可能になりましたら、メールでご連絡いたします
1 回に 1 つのラボ
既存のラボをすべて終了して、このラボを開始することを確認してください