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Ops エージェントを使用して Compute Engine をモニタリングする

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Ops エージェントを使用して Compute Engine をモニタリングする

ラボ 1時間 universal_currency_alt クレジット: 5 show_chart 入門
info このラボでは、学習をサポートする AI ツールが組み込まれている場合があります。
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概要

このラボでは、Compute Engine インスタンスを作成し、そのインスタンスに Ops エージェントをインストールして構成します。その後、トラフィックを生成して、事前定義された Apache ダッシュボードで指標を確認します。さらに、アラート ポリシーも作成します。

目標

このラボでは、次のタスクを行う方法について学びます。

  • Compute Engine VM インスタンスを作成する
  • Apache ウェブサーバーをインストールする
  • Apache ウェブサーバー対応の Ops エージェントをインストールして構成する
  • トラフィックを生成し、事前定義された Apache ダッシュボードで指標を確認する
  • アラート ポリシーを作成する

設定と要件

各ラボでは、新しい Google Cloud プロジェクトとリソースセットを一定時間無料で利用できます。

  1. [ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるポップアップでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] パネルには、以下が表示されます。

    • [Google Cloud コンソールを開く] ボタン
    • 残り時間
    • このラボで使用する必要がある一時的な認証情報
    • このラボを行うために必要なその他の情報(ある場合)
  2. [Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。

    ラボでリソースが起動し、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。

    ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。

    注: [アカウントの選択] ダイアログが表示されたら、[別のアカウントを使用] をクリックします。
  3. 必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。

    {{{user_0.username | "Username"}}}

    [ラボの詳細] パネルでもユーザー名を確認できます。

  4. [次へ] をクリックします。

  5. 以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。

    {{{user_0.password | "Password"}}}

    [ラボの詳細] パネルでもパスワードを確認できます。

  6. [次へ] をクリックします。

    重要: ラボで提供された認証情報を使用する必要があります。Google Cloud アカウントの認証情報は使用しないでください。 注: このラボでご自身の Google Cloud アカウントを使用すると、追加料金が発生する場合があります。
  7. その後次のように進みます。

    • 利用規約に同意してください。
    • 一時的なアカウントなので、復元オプションや 2 要素認証プロセスは設定しないでください。
    • 無料トライアルには登録しないでください。

その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。

注: Google Cloud のプロダクトやサービスのリストを含むメニューを表示するには、左上のナビゲーション メニューをクリックするか、[検索] フィールドにサービス名またはプロダクト名を入力します。ナビゲーション メニュー アイコン

タスク 1. Compute Engine VM インスタンスを作成する

このタスクでは、Compute Engine VM インスタンスを作成し、マシンタイプとブートディスク、および HTTP / HTTPS トラフィックを許可するファイアウォール ルールを構成します。

  1. Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューナビゲーション メニュー アイコン)で、[Compute Engine] > [VM インスタンス] をクリックします。

  2. VM インスタンスを作成するには、[インスタンスを作成] をクリックします。

インスタンスのフィールドに次のように入力します。

  1. [マシンの構成] をクリックし、次の値を指定します。

    フィールド
    名前 quickstart-vm
    リージョン
    ゾーン
    シリーズ E2
    マシンタイプ e2-small
  2. [OS とストレージ] をクリックします。

    • ブートディスク イメージ: Debian GNU/Linux 12(bookworm)
  3. [ネットワーキング] をクリックします。

    • [ファイアウォール] フィールドで、[HTTP トラフィックを許可する] と [HTTPS トラフィックを許可する] の両方をオンにします。

残りのフィールドはデフォルト値のままにします。

  1. [作成] をクリックします。VM が準備できると、[インスタンス] タブのインスタンスのリストに表示されます。

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。

Compute Engine VM インスタンスを作成する

タスク 2. Apache ウェブサーバーをインストールする

このタスクでは、Compute Engine VM インスタンスに Apache ウェブサーバーをデプロイします。

  1. インスタンスへのターミナルを開くには、[接続] 列で [SSH] をクリックします。プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします。

  2. インスタンス上のパッケージ リストを更新するために、次のコマンドを実行します。

sudo apt-get update
  1. Apache2 HTTP サーバーをインストールするには、次のコマンドを実行します。
sudo apt-get install apache2 php7.0 注: 上記のコマンドが失敗した場合は、「sudo apt-get install apache2 php」を使用してください。インストールを続行するかどうか確認するように求められたら、「Y」と入力します。
  1. ブラウザを開き、URL http://EXTERNAL_IP を使用して Apache2 HTTP サーバーに接続します。ここで、EXTERNAL_IP は VM の外部 IP アドレスです。このアドレスは、VM インスタンスの [外部 IP] 列で確認できます。
注: プロンプトが表示されたら、[サイトへ移動] をクリックします。

稼働中の Apache2

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。

Apache ウェブサーバーをインストールする

タスク 3. Ops エージェントをインストールして構成する

このタスクでは、Ops エージェントを VM インスタンスにインストールし、Apache ウェブサーバーからログと指標を収集するように構成します。

Apache ウェブサーバーからログと指標を収集するには、ターミナルを使用して Ops エージェントをインストールします。

  1. VM インスタンスへのターミナルを開くには、[接続] 列で [SSH] をクリックします。

  2. Ops エージェントをインストールするには、次のコマンドを実行します。

curl -sSO https://dl.google.com/cloudagents/add-google-cloud-ops-agent-repo.sh sudo bash add-google-cloud-ops-agent-repo.sh --also-install

google-cloud-ops-agent が正常にインストールされたことを確認できます。

  1. 次のコマンドをコピーして、ターミナルに貼り付けます。
# アプリからテレメトリを収集するように Ops エージェントを構成し、Ops エージェントを再起動する set -e # 既存の構成が失われないよう、構成ファイルのバックアップを作成する sudo cp /etc/google-cloud-ops-agent/config.yaml /etc/google-cloud-ops-agent/config.yaml.bak # Ops エージェントを構成する sudo tee /etc/google-cloud-ops-agent/config.yaml > /dev/null << EOF metrics: receivers: apache: type: apache service: pipelines: apache: receivers: - apache logging: receivers: apache_access: type: apache_access apache_error: type: apache_error service: pipelines: apache: receivers: - apache_access - apache_error EOF sudo service google-cloud-ops-agent restart sleep 60

上記のコマンドにより、Apache ウェブサーバーからログと指標を収集して取り込むための構成が作成されます。Apache ウェブサーバーからログを取り込む方法について詳しくは、Apache ウェブサーバーの Ops エージェントを構成するをご覧ください。

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。

Ops エージェントをインストールする

タスク 4. トラフィックを生成して指標を確認する

このタスクでは、Apache ウェブサーバーに関する指標を生成し、自動的に作成される [Apache Overview] ダッシュボードで指標データを確認します。

Apache ウェブサーバーに関する指標を生成する手順は次のとおりです。

  1. Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューナビゲーション メニュー アイコン)で、[Compute Engine] > [VM インスタンス] をクリックします。

  2. [接続] 列で [SSH] をクリックして、VM インスタンスへのターミナルを開きます。プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします。

  3. Apache ウェブサーバーでトラフィックを生成するには、次のコマンドを実行します。

timeout 120 bash -c -- 'while true; do curl localhost; sleep $((RANDOM % 4)) ; done'

上記のコマンドは、Apache ウェブサーバーに 4 秒間隔でリクエストを送信してトラフィックを生成します。

[Apache Overview] ダッシュボードを表示する手順は次のとおりです。

  1. Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューナビゲーション メニュー アイコン)で、[すべてのプロダクトを表示] > [オブザーバビリティ] > [Monitoring] をクリックします。

  2. ナビゲーション パネルで [ダッシュボード] を選択します。

  3. [すべて] ダッシュボードで、[Apache Overview] ダッシュボードを選択します。ダッシュボードが開きます。

ダッシュボードには、Apache と Compute Engine のインテグレーションに関する情報を示すいくつかのチャートがあります。

Apache ダッシュボード

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。

トラフィックを生成して指標を確認する

タスク 5. アラート ポリシーを作成する

このタスクでは、メール通知チャンネルを設定し、アラート ポリシーを構成して Apache ウェブサーバーのトラフィック レートをモニタリングします。ここでは、レートが 4 KiB/秒を超えたらメール通知が送信されるようにします。

メール通知チャンネルを設定する

  1. Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューナビゲーション メニュー アイコン)で、[すべてのプロダクトを表示] > [オブザーバビリティ] > [Monitoring] をクリックします。

  2. [アラート]、[Edit notification channels] の順にクリックします。

  3. [Email] セクションの [ADD NEW] をクリックし、アラートを受信するメールアドレスを入力します。

  4. [Display Name] に、もう一度メールアドレスをコピーして貼り付けます。

  5. [保存] をクリックします。

アラート ポリシーを構成する

  1. Google Cloud コンソールの [オブザーバビリティ] で [アラート] をクリックし、次に [Create policy] をクリックします。

  2. モニタリング対象の時系列を選択します。

    • [指標を選択] をクリックし、フィルタバーに「VM instance」と入力します。
    • [有効な指標カテゴリ] リストで、[Apache] を選択します。
    • [有効な指標] リストで、[workload/apache.traffic] を選択します。
    • [適用] をクリックします。

Apache トラフィックのチャートが表示されます。

  1. [Transform data] セクションで次の値を選択してから、[NEXT] をクリックします。

    • ローリング ウィンドウ: 1 分
    • ローリング ウィンドウ関数: rate
  2. [Configure alert trigger] セクションで次の値を選択してから、[NEXT] をクリックします。

    • Alert trigger: 任意の時系列の違反
    • しきい値の位置: しきい値より上
    • しきい値: 4000
  3. [Configure notifications and finalize alert] セクションで、次の値を選択します。

    • 通知チャネル: アクセスできるメールアドレス
    • Incident autoclose duration: 30 分
    • Name the alert policy: Apache トラフィックしきい値より上
  4. [ポリシーを作成] をクリックします。アラート ポリシーが有効になりました。

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。

アラート ポリシーを作成する

タスク 6. アラート ポリシーをテストする

このタスクでは、Apache ウェブサーバーでトラフィックを生成して、アラート ポリシーをテストします。トラフィック レートが構成済みのしきい値を超えるとメール通知が送信されることを確認します。

  1. Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューナビゲーション メニュー アイコン)で、[Compute Engine] > [VM インスタンス] をクリックします。

  2. [接続] 列で [SSH] をクリックして、VM インスタンスへのターミナルを開きます。プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします。

  3. ターミナルに次のコマンドを入力します。

timeout 120 bash -c -- 'while true; do curl localhost; sleep $((RANDOM % 4)) ; done'

上記のコマンドは、Apache ウェブサーバーでトラフィックを生成します。

Apache ウェブサーバーで、トラフィック レートがしきい値 4 KiB/秒を超えると、メール通知が送信されます。このプロセスが完了するまで数分かかる場合があります。

受信するメール通知は、次の例のようになります。

通知アラート

タスク 7. 確認

このラボでは、VM に Ops エージェントをインストールし、このエージェントを使用してインスタンスでの潜在的な問題を受信者に通知するためのアラート ポリシーを設定する方法を学習しました。

ラボを終了する

ラボが完了したら、[ラボを終了] をクリックします。ラボで使用したリソースが Google Cloud Skills Boost から削除され、アカウントの情報も消去されます。

ラボの評価を求めるダイアログが表示されたら、星の数を選択してコメントを入力し、[送信] をクリックします。

星の数は、それぞれ次の評価を表します。

  • 星 1 つ = 非常に不満
  • 星 2 つ = 不満
  • 星 3 つ = どちらともいえない
  • 星 4 つ = 満足
  • 星 5 つ = 非常に満足

フィードバックを送信しない場合は、ダイアログ ボックスを閉じてください。

フィードバックやご提案の送信、修正が必要な箇所をご報告いただく際は、[サポート] タブをご利用ください。

Copyright 2025 Google LLC All rights reserved. Google および Google のロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての社名および製品名は、それぞれ該当する企業の商標である可能性があります。

始める前に

  1. ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
  2. ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
  3. 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します

シークレット ブラウジングを使用する

  1. ラボで使用するユーザー名パスワードをコピーします
  2. プライベート モードで [コンソールを開く] をクリックします

コンソールにログインする

    ラボの認証情報を使用して
  1. ログインします。他の認証情報を使用すると、エラーが発生したり、料金が発生したりする可能性があります。
  2. 利用規約に同意し、再設定用のリソースページをスキップします
  3. ラボを終了する場合や最初からやり直す場合を除き、[ラボを終了] はクリックしないでください。クリックすると、作業内容がクリアされ、プロジェクトが削除されます

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シークレット ブラウジングを使用してラボを実行する

このラボの実行には、シークレット モードまたはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウントの競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生することを防ぎます。